Vol.4 鳴海屋

〒615-0056 京都市右京区西院西貝川町99(天神川高辻西入100メートル北側)
075-881-0881
9:00~19:30(ただし祝日は、17時にて閉店)
日曜日
http://www.narumiya.co.jp/

今回は、お料理屋さんではありませんが、久在屋のご近所さんで、
久在屋の豆乳・おからを使用したユニークな商品を作っている
おかき屋・鳴海屋さんを紹介します。

久在屋本店より、徒歩3分。
天神川高辻通を西に入ったところに製造場と販売店舗があります。
40種類以上のあられ・おかきを製造販売しています。

創業がなんと大正12年の老舗。
当時は堀川下立売にお店を構えていましたが、戦後、上桂に移転し、
そこから現在の場所に移転されました。

鳴海屋のこだわりは、原材料と独自の製法です。
原料のもち米は、西日本で最も品質の良い、佐賀県産ヒヨクモチを使用しています。
ヒヨクモチは、供給も安定しているそうです。

大豆でもそうですが、品質と収穫量が安定していることは、
商品としてお客様に提供するためには、とても重要です。

もち米からおかき・あられが出来上がるまでに、
合計で13個もの工程を経て、1週間から2週間の日数を要します。

特にこだわっているのは、蒸しとつきの工程です。
蒸すのには、せいろを使用しています。せいろで蒸すことで、
もち米がふわっと柔らかく仕上がります。

手間はかかりますが、そのひと手間でまったく味が変わり、
もち米の持っている甘みが引き出されるそうです。

そして、餅をつくのには、杵を使います。
大手では、杵ではなく、機械で強制的に練ってのばすそうですが、
杵でつくほうが、生地に伸びがでるので、鳴海屋さんでは杵を使うそうです。

できた生地を、冷蔵庫に寝かせ、おかきによって色々な薄さに切断し、
独自の低温乾燥で1日~10日かけて、乾燥させます。

40種類以上ある中でも、おすすめの商品は、ぶぶあられ。
お茶漬けにかける、ぷちぷちとしたかわいいあられです。

いろどりで、焼きを入れていない白いあられと、青海苔で色付けをしたあられが入っています。
お茶漬けにかける以外に、サラダのトッピングやフライの衣にも使えます。

おかき屋さんと豆腐屋さん。まったく縁がなさそうですが、
鳴海屋さんでは、豆乳とおからを使った面白い商品を開発・販売されています。

☆豆乳入りポン菓子

ポン菓子に蜜を絡める際、蜜をのばすのに
通常は、水を使いますが、水の代わりに豆乳を使用しています。
甘いだけではなく、豆乳のこくが加わり、風味豊かに仕上がっています。
☆おから入りおかき

きらず揚げ(おからと小麦粉を混ぜて、揚げたかりんとうのようなお菓子)が、
最近人気があるという情報を得て、おかきにも入れられないかと、開発されました。
おからが入ると固くなるので、食べやすいように小ぶりのサイズになっています。
噛み応えがあり、お米の香りがふわっとするおかきです。
あごの運動になるので、お子様のおやつにも最適だと思います。

店主に質問タイム!!

久在屋に一言お願いします!
いつもありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

取材を終えて・・・

本当にすぐそばにお店があるのですが、今回初めて、お伺いしました。
こだわりを持った製法で、鳴海屋さんの味を守りながら、
一方で新しい味にも挑戦しているところが、素晴らしいと思います。

おかきも米の味が生きていて、香ばしくすっかりファンになってしまいました。
私のおすすめは、和三盆糖の入ったおせんべいです。
ほのかな甘みとふんわりした食感がたまりません。

ぜひ、久在屋によった際は、鳴海屋さんにも!(その逆も然りですが。)

取材・写真・文:船見 美月

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