今回は、ばくばくの花路さんです。
祇園・花見小路を一筋上って、西に入るとすぐ、やわらかいひかりが出迎えてくれます。
階段を下りて、地下に入ると、そこがばくばくの花路さんです。
スタッフの皆さんは、とっても明るく元気で、
祇園にあるお店ですが、かしこまった感じでなく、気軽に使えるお店です。
メニューの価格は、お手軽なものから、少し値の張るものまで幅が広いので、
どんなシチュエーションでも☆
店長の岡本さんは、20代、30代の1人暮らしの若い人に
「手作りの温かいものを食べてほしい、素材の持っている旨みを知ってほしい」
というすごい情熱とこだわりを持っておられます。
そして、そのものの持っている味を最大限生かすために、
あまり手を加えずに料理を提供しています。
さらに驚きは、ほとんど仕込みをせず、注文が入ってから作り始める(出汁は最初からとって、野菜は皮からむく)そうです!
「その方が美味しいやん。」 さらっと、おっしゃったのが印象的でした。
一番のこだわりは、魚と野菜。
魚は、市場経由ではなく、漁港から直接仕入れている魚屋さんに毎朝配達してもらっています。
生きたまま泳がせてもってくるので、もちろん新鮮!主に三重県伊勢の漁港からやってきます。
なぜ、伊勢の港かというと、他の港に比べ、 水質がきれいで、魚の状態が良いからです。
店長さんの途切れないお話に若干圧倒されながら、
楽しく取材させていただきました。
久在屋に対しても、率直に意見や提案をしていただいて、
本当に勉強になりました。ありがとうございました。
取材・写真・文:船見 美月