今回紹介させていただくお店は、初の大阪です!!
なんばグランド花月(NGK)の近くにある"THE DINING あじと"さんです!!
入口のドアにはステンドグラスがあり、店内の灯りを受け、優しい灯で迎えてくれます。
店内には変わった小物や巨大な豆の乾燥したものや、
趣きのある調度品があり色々と目を奪われます・・・!!
"あじと"さんは本物志向のお店です。
ブランドなどに左右されず、常に「安心・安全」なモノ、
もちろん「美味しい」モノ、自分達が本当に食べたいと思えるモノを厳選されてます。
現在、「食」に関して、徐々に考え方が変わってきています。
しかし、まだまだ"ファースト・フード"の店が多かったり、
家で料理する方も不景気のせいもあり、低価格なものを選んでしまうのが現状です。
シェフの小林さんは常に食べるものを良くして欲しいと思われていて、
家で作れる料理を提案していきたいと願われています。
その為には、『作る立場の人も「食」に対して、考え方を変え"魂を込めて"作らなければならない・・・。』
これを聞いた時、久在屋の根本的な部分と相通づるものがあると感じました。
食べ物屋さんなので、もちろん食材にこだわっておられますが、
食し方に対して、とてもこだわりのあるお店だと思いました。
高級な食材でなくても、その食材を最大限に引き出せる、各々の食材に合った提供の仕方をすれば、
素材の持ってる味以上のおいしさが出せるので、必ずしも高いモを使って提供しなくても良いのです。
また、召し上がっていただくお客様に合わせた食材や味付け、食感にもこだわっておられます。
例えば、鶏肉。比較的、関西の方は歯ごたえがあるものより、
やわらかく、ジューシーなものを好まれる方が多いようなので、
関西の方のお口に合う鶏肉を使っていらっしゃいます。
久在屋の豆腐は冷奴でいただけます。
自家製のジーマーミ豆腐や湯葉と一緒にお塩や醤油をつけて・・・
秘伝豆、茶豆、黒豆など色々な豆を湯がいて、抹茶塩や自家製マヨネーズをつけて・・・
豆本来の味をお楽しみいただけます。
慣れない取材でしたが、あじとさんの考え方がしっかりしていたのでスムーズに文章が書けました。
シェフの小林さんは私と3、4才しか変わらないのに熱い想いを持った方だと感じました。
久在屋も「食」の大切さをこれからもっともっと皆様に伝え続けていきたいと思います。
取材・写真・文:鳥井 優子