南海線の天下茶屋駅を降りて、西方向に歩いたところにあります
「天下茶屋の鮨屋 越中屋」さんをご紹介します。
越中屋さんではおいなりさんに久在屋のすし揚げを使って頂いています。
お昼は持ち帰りのみでおいなりさん、穴子すし、あじずし、小鯛ずしを販売しています。
夜はテーブルやカウンターでゆっくりお鮨をいただけます。
越中屋さんの看板と箸袋の端にはよく見ると「おいなりさん」の文字が!
「みんなに広く愛される味を作りたい」とおっしゃっていた
ご主人の思いがおいなりさんに込められています。
こちらが越中屋さん自慢のおいなりさん。
しゃりにはゴボウ、にんじん、ゴマ、椎茸が入っており、かなり具だくさんです。
ほんのり甘いお揚げとこのしゃりの組み合わせが絶品で
ついつい箸が進んでしまいます。
おいなりさんはできたてだと、揚げとご飯の味がバラバラになってしまいますが、
少し時間が経って、ご飯が揚げの甘い汁を吸った頃のほうがおいしくなるそうです。
奥様のさえこさんです。おいなりさんのご飯を詰めるのは奥様の担当だそう。
お休みにも関わらず、わざわざ時間を作っていただきありがとうございました!
みんなに愛される味を作りたいという職人としての思いだけでなく、
どうやってそれを届けるかという販売についても深く考えておられ、
大変勉強になりました。
貴重な時間をありがとうございました。
取材・写真・文:片山 聖子・三浦 慶子